2011年4月5日火曜日

トカゲの尻尾視点で見れば

・・・・・眠い。今日は、と言うか昨日は、仕事が思いのほか早く終わったので残り時間を書類整理に費やし6時にあがれると思っていたが、早く終わりすぎてもう1件行くことになった。ダメ上司の頼みだったら「すいません、3月分の書類が終わっていないんで」などと言って断るところだが、鬼人の如き働きをデスク上で展開している先輩の頼みなので断れなかった。確かに正直、テンションは下がった。(というよりは落胆に近いものがある。)

結局その1件が終了したのは夜の7時だった。帰ってきた時先輩から惜しみない感謝の言葉をもらった。実はかなりイライラしていた(急に1件振ってきた先輩に対してではなく、何故に俺なんだという運命に対してのもの。)が「大丈夫です、お安い御用ですよ」と答えた。今考えれば自分自身こう答えてしまうのは良くないことなんじゃないかと思うが、なぜか強がってしまう。

まあ最終的にそのしわ寄せが来てそんなこんなで書類整理が終わったときには0:30分だった。・・・いつもこうだ。天は俺に書類整理をやって定時で帰らせてくれると言うごく当たり前のことをさせてくれない。俺は別に残業なんてしたくない。家でまったり家事をしながらコーヒーを飲みつつ、「ん、もうこんな時間か。そろそろ寝ようかな。」と言う風に思いつつも、「うーん、でも明日は休みだし、ちょっと遅くまで起きているか」的な心変わりを堪能したかったのに。

その先輩と遅い晩飯を食い、家路に着こうとしたが途中で眠くなり、車内で眠り、寒くなって起きて、残りの力で家にたどり着き、ブログを書いている。 仕事に時間を割かれるのは悔しくてしょうがない。前に少し触れたが、成人男性が何に時間を費やしたいかのアンケートでは、【自分の時間】が1位に来るのだ。俺もその一人だ。仕事に時間を費やすなんてのはたとえ金を詰まれてでもやりたくない。本当のことを言えばブログに仕事の事を書くのも不本意なのだ。しかしながら、原子力が問題となっている昨今、東電の対応が騒がれていて、現地で東電社員が心的リスク、あるいは身的リスクと戦いながらも先の見えない作業を原発で行っている心境を社員になったつもりで(あくまで仮に)想像すると、やっぱり俺なんかはまだマシなんだなと思わざるを得ない。何でもそう、尻拭いをするのはあくまで下位の立場に位置する人たちである。放射能汚染のことで言えば、マスメディアや国民も反原発をうたっている人がいるが、簡単に原子力を否定していいのかを考えると、それはやっぱり違う気がする。なぜなら、俺らは既に電気の恩恵を十分に受けているからだ。「なんだよ、原子力最悪じゃん。お前等責任取れよ」などといえるのは山で生活しながら火を起こし、魚を捕ったりして生活しているような、仙人のような人間なのだろう。

そんな事を思いながらブログを更新している。何せ原子力の話が世間ではやたらと騒がれているので、散々上司にここ1年間煮え湯を飲まされてきた俺の視点は図らずも現場の作業員と心境の面で言えば本当に少しではあるが通ずるものがあってならないのだ。そう、いつだって上層部はトカゲの尻尾切りを平気で行うのだ。上司が保身のために部下を切る。そんな事例が多い日本の現状に苦言を呈しながらも、携帯の目覚ましアラームが鳴る時間帯になってしまったので、そろそろ寝ようか、など思っている。

ちなみに、俺自身は原子力は賛成か反対かで言えば、まあ賛成か。ただしそれは制御できることが大前提であって、制御できない力に手を出すべきではないと思うが故の意見。しかしそれも、こうして問題となっている今、今更自分の意見を述べても、なんだか薄っぺらいもののように感じる・・・。


ところで昨日は俺と同様会社の歯車として働く高専の友人と焼肉に行った。電話で話したときは疲労困憊だったので心配だったのだが、少しは気分転換できただろうか・・・。

2 件のコメント:

  1. 今まで筋トレのノリで強がってたんだな・笑。新しい上司はもう来たの?

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  2. 新しい上司来たわ。この前話したけど、よっぽどやりやすい。もう、やる気がないとか言えなくなっちゃったよ。これでもやる気なかったらただのヘタレだから気持ち切り替えないとな。

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